消費税率アップ & 軽減税率導入
1989 年 4 月の消費税 3% 導入時の記憶はおぼろげだが、あの頃よりもマスコミが賑やかな気がする今回。 1997 年 4 月の 5% への増税や 2014 年 4 月の 8% への増税に比べると、複数税率 (標準税率 10%、軽減税率 8%) というフクザツな制度に加えてキャッシュレス還元まで始まった今回の増税は、評論家を呼んで騒ぎたくなる気持ちも分からなくもない。
わたしが 4 年近く前に突っ込みどころ満載とした軽減税率の『外食』線引きはほとんどが結局フクザツなままで、税込みの一律料金で対応するとか、精算時にテイクアウトかどうかしっかり確認するとか、店舗によってポリシーはまちまちになってしまった。 ただ、映画館のコンセッションスタンドについては、購入した飲食料品をシアターに持ち込むと 8%、シアター外のテーブルで飲食すると 10% という解釈があってネタにしてたのだけれど、テイクアウトのための容器に入れたり包装をしたりしたものは 8% でいいようなので、特に混乱しない気がしてきた。
「みりん風調味料」が 8% なのに「みりん」が酒扱いで 10% というのは、軽減税率の問題ではないからしょうがない。 「オロナミン C」が清涼飲料水で 8% なのに「リポビタン D」が医薬部外品で 10% というのも、今のところしょうがない。 ということで。