朝イチで診察を受け、術後の眼帯から無事解放され、予定通り退院した。
硝子体の手術ではないため既に見え方は問題なく、帰路はきのうの往路と同じく電車 + バスで。
あとは視力の安定を待ってメガネを作り直したら一件落着となる。
年明けの人間ドックに間に合わなかったら、右目の矯正視力の記録がとんでもないことになりそうだな。
今のメガネのままだと右目は裸眼のほうがマシな数字になる可能性があるが、裸眼視力は測定しないはず。
で。
わかっちゃいたけれど、目がゴロゴロするなぁ〜。
前回の手術後に書いた『目に常時ゴミが入ってるような感じでゴロゴロするし、まぶたや目を動かすと痛い。
手術した目の視野をカバーしようとして反対側の目を動かすと、結局両目一緒に動くわけで、痛みで涙がにじむことも。』の再来だ。
白目の赤さや目ヤニの多さを見ても、振出し付近に戻った感ある。
(手術翌日に既に視界良好だから、完全に振出しではない。)
早く炎症が落ち着いてほしい。
¶ 1 泊 2 日の入院生活おわり
今回は大部屋か個室かの選択の余地はなく、大部屋の病床ひとつが割り当てられた。
個室の空きがなかったのか、急な入院希望だったから個室の準備が間に合わなかったのか、そもそも 1 泊 2 日の場合は大部屋が基本なのか、そこらへんの事情は聞いてない。
先月の個室の記憶が鮮明なうちにこうやって大部屋に入院したことで、個室との違いがいろいろ見えてくる。
- 大部屋は空調が自由にいじれない
- 大部屋はテレビだけでなく冷蔵庫も有料
- 大部屋はトイレや洗面台が共用で広々としてて、専有だが狭い個室内の設備とどっちもどっち
- 大部屋といっても一人ひとりの病床はカーテンで仕切られてるため、常時マスク着用の必要はない
- 大部屋はイヤホンを使うルールだがテレビの音をスピーカーから流す人がいたりするし、普通に会話する医師や看護師、看護学生などの声は筒抜け
ぶっちゃけ、1 泊 2 日であれば大部屋で全然構わない気がする。
音を出す人と相部屋になってしまったとしても、まあ 1 泊 2 日だし。
21:00 の消灯以降は退屈するかもしれないけれど (病床ごとの読書灯も 22:00 には消してねと)、まあ 1 泊だし。
そしてこれは大部屋だからというわけではないが、先月割り当てられた個室の位置に比べて au の電波も院内 Wi-Fi の電波もかなり弱く、個人的にはこれがちょっとストレスたまった。
病棟の上層階の角部屋の真ん中の病床。
この位置の病床で長期入院はキツいかもしれない。
¶ ところで右目では何が起きてたのか
前回の手術について、眼内レンズを縫い付ける (縫合する) という表現にしたが、レンズを筋肉に直接縫い付けるわけではない。
レンズから伸びてる 2 本の腕の先端が、T 字型なのかドラえもんの手なのか、とにかく引っかかる形状になってて、筋肉に穴をあけてその腕を通したあと、穴を縫って小さくして抜け落ちないようにするらしい。
先週金曜日の朝、このうちの 1 本が抜けてしまった。
しかも運動の最中とかではなく、のんびりテレビを観てたときに。
医師曰く、手術後に抜け落ちたのは初めての経験だったそうだが、文献に当たったところ、視力が弱い場合などまれに筋肉が弱くて抜け落ちてしまう症例が見つかったと。
今回はちっとやそっとで脱落しないように、通常よりもきつく穴を絞るよう念入りに縫っておいたとのこと。
なお穴に通したレンズの腕は、1〜2 週間程度たてば筋肉と癒着するんだとか。
なので、1〜2 週間程度は激しい運動などを避ける必要がある。