きょうの午前中に「電子申請データ受領のご連絡」というメールが届いた。
きのうの申請直後に届いたメールは「電子申請送信完了のご連絡」となってて、申請先の自治体が受領したことを示すのはあくまでもきょうのメールのようだ。
ご丁寧にどうも。
申請前に前者の記事を読んでパスワードの罠に注意したのだけれど、申請後に後者の記事を読んだら、マイナンバーカードの手続きで役所が混雑する理由も少し納得できた。
今回のオンライン申請で必要になる署名用電子証明書は、マイナンバーカードを発行したあとに、引越しによる住民異動の届出(転入・転居など)や、戸籍の届出(婚姻など)によって住所や氏名が変わると、電子証明書と住民票の記載内容が異なるという理由から、失効してしまう。
そのため、役所で改めて署名用電子証明を発行する必要がある。
引越しの際に、役所でマイナンバーカードの住所変更手続きをしたという人も多いだろう。
たしかに、それによってマイナンバーカードの表面に記載されている住所内容は上書きされるのだが、実はそれだけでは署名用電子証明書は更新されておらず、別途手続きが必要になる。
つまり、住所変更だけでは足りないのだ。
また、署名用電子証明書は本庁でしか発行できない。
そのため、小さな市政窓口などでは「本庁で発行してください」と案内するに留めており、「e-Taxは使わないし、わざわざ本庁に行くのは面倒くさい」と考える人もいるだろう。
その結果、本庁まで行って手続きをしない人がいることも、失効が多発している要因になっているのではないかとのことだった。
なるほどね。
一般的に e-Tax を使わない人は署名用電子証明書なんてどうでもいいはずで、パスワードを忘れてる人だけでなく失効してる人も役所に殺到してるのだろう。
少なくとも今回は、オンラインで申請できなかった場合は郵送で申請して、マイナンバーカードの手続きについては混雑が落ち着いてから役所に行くのが望ましい気はする。
それともうひとつ興味深いのが、記事内でも紹介されてる「利用者クライアントソフト」。
このソフトを Windows PC と NFC 対応 Android スマホの両方に入れて Bluetooth 接続すると、Windows からスマホを IC カードリーダーとして使うことができるんだとか。
きのう古い IC カードリーダーを引っ張り出してきて試行錯誤したのはまったく意味なかったな。
e-Tax 利用者にとっては周知の事実かな。
ちなみにこのソフトで表示された有効期限を見て思い出したが、電子証明書の有効期間は最長でも 5 年 (発行日から 5 回目の誕生日まで) なので、マイナンバーカードの表面に記載されてるカード自体の有効期限とは別に意識しておく必要があるんだった。
2016 年にカードを発行した 1 月生まれの私の場合、今年中に更新しておかないと、年明け早々の誕生日いっぱいで電子証明書が失効してしまう。
年内に更新しに行かねば。
酒とは関係ないけど、高知の人は、東京にいると高知出身の人にはめったに会わないけど鹿児島出身の人にはたくさん会う、みたいなことを言っていたなぁ。
東京にいる人の出身県の割合はどうなんだろ…