第一印象は,“変換候補の数が素晴らしい”。
Web から機械的・自動的に生成した辞書というだけあって,人名や流行語などを変換したとき,候補の中に必ずといっていいほど正解が含まれてるのは嬉しい限り。
一般用語でなくてもある程度 Web で使われていれば候補に出てくるみたいで,たとえば「第三学群」や「情報学類」を一発で変換できるインプットメソッドは Google 日本語入力以外は皆無に等しいはず。
最新語辞書の提供が終了した MS-IME 2003 を使ってる人や,そもそも最新語辞書更新サービスが提供されてない Windows 付属の IME を使ってる人には,ぜひ一度ためしてもらいたい。
しばらく使ってみて気になったのは,“文節の区切りの誤りが目立つ”ということ。
正しく区切ることさえできれば,前述のとおり目的の候補にたどり着ける可能性が高いので,長文を打たずにこまめに変換する癖が付いてる人には向いてるかもしれない。
推測変換については ATOK や Office IME 2007,遡ると POBox なんかのほうが賢いけれど,そうはいっても候補の鮮度は今のところ Google 日本語入力が一番。
打ち直さなくても区切りを修正するだけでいいと考えれば,Google 日本語入力のほうが使いやすいだろう。
学習の仕方は,残念ながらまだまだといった感じ。
学習させたときとまったく同じ連文節を変換すれば候補に反映されるけれど,少しでも違ったら標準の候補が出てきてしまう。
あと,まだ再変換に対応してないのが使いづらいかな。
それから,かな入力モードで使った際,直接入力になったにもかかわらずカナロックが解除されない事象が高確率で発生したのはマイナスポイント。
Windows の 64 ビット版は鋭意開発中らしいから,首を長くして待つとしよう。
Google Chrome 4.0.249.22 で User Script (Greasemonkey) の導入方法が変更に
User Script が拡張機能に統合されたらしく,User Scripts フォルダ内のスクリプトをひとつずつ Google Chrome のウインドウにドラッグ & ドロップして再インストールしたら元通りになった。
今後 User Script を新たにインストールする場合は,単に User Script のリンクをクリックするだけで OK。
開発者向けのバージョンを使う理由がなくなったので,ベータ版に移行。
特に職場 PC ではメインの Web ブラウザとして Google Chrome を使ってるため,開発者向けはイマイチだった。
たとえば特定の組合せでクラッシュしまくったときとか,アイコンが崩れたときとか。
でもベータ版なら安心 (って書いてみると違和感あるな……)。
Windows 7 でジャンプリストのアイコンが正しく表示されなくなることがある不具合は解決してなさげ。
たぶん。
寒くなるとそれでも寒いのにねー。
ホッカイロでごまかすぐらいでちょうどいい。
# 椎名真冬じゃないよ!