きょうは立冬。
暦の上では冬の始まりだが、体感ではようやく秋本番到来といった雰囲気。
穏やかな快晴になったため、朝晩は放射冷却により冷え込むらしい。
そんな中、やや過熱中の話題を見つけた。
IMAX スクリーンのアスペクト比は作品のアスペクト比と一致しないことが多く、IMAX 上映だと上下のみに少し黒帯が生まれることはよくある。
場合によっては左右のみ黒帯というパターンもあるかもしれない。
本編上映直前の IMAX カウントダウンの最中にその作品の上映サイズが判明するので、スクリーンの隅々まで映る作品に巡り合ったことにここで気づくと、ちょっぴりテンションが上がる。
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VIDEO
※ これは 16:9 の画面で IMAX フルサイズ版のカウントダウンを疑似体験できる映像だと思う。 「8」の時点で上下に黒帯を見せておきながら、「3」のあと黒帯がなくなるのはアツいよね!
IMAX スクリーンのアスペクト比は、日本にまだ 2 ヶ所しかない IMAX レーザー / GT テクノロジーのスクリーンが 1.43:1、それ以外の IMAX シアターのスクリーンが 1.90:1 なのに対し、映画の従来のシネマスコープ (シネスコ) は 2.35:1、最新のアナモルフィック・ワイドスクリーンは 2.39:1 である。
IMAX フォーマットじゃない作品をトリミングせずに映そうとしたら、上下に黒帯が生まれる。
と基本を振り返ったところで改めて記事を読むと、ゴジラ-1.0 (ゴジラマイナスワン) の IMAX 上映は額縁、つまり上下左右に黒い隙間があるらしい。
いやいや、どうしてそうなった? 普通は上下のみに黒帯ができるように調整するんじゃないの……? 地デジの過渡期に、映像の上下 (左右) に黒帯を入れた放送をアスペクト比が合わないテレビで観るとさらに左右 (上下) に黒帯が追加されて最終的に額縁になってしまう、というのはあったが、なぜ最新の映画でこんなことに……。
少しググってみた感じだと、邦画ではこういうことがちょくちょくあるんだとか。
わたしが IMAX で観るのは大半が洋画だから、遭遇せずに済んでるだけなのかな〜。
でも地デジと同じ 16:9 (1.78:1) で作られてることが結構ある国内のアニメ作品だって、IMAX 上映時は額縁じゃなくて黒帯なんだよなぁ。
邦画の配給会社の一部と IMAX の相性が悪いとか? 知らんけど。
*1 : ちなみに IMAX 上映の場合、IMAX カウントダウン映像だけでなく、IMAX テクノロジーを紹介するイントロ映像や、現実と非現実がどうのこうの言う映像も流れる。
結果、計 3 分くらいは毎回同じ映像を眺めながら、IMAX 料金を支払った人に向けて宣伝してどうするの? って毎回思う w