人柱要素が多かったとはいうものの,KVD-TB210W の購入 から半年で買い替える羽目になるとは夢にも思わなかった。
KVD-TB210W は,購入当初は 3 時間くらい連続使用できてたのに,日に日に短くなって 3 ヶ月後くらいには 2 時間しか持たなくなり,ついに先週,1 時間も持たなくなった。
今の生活パターンだと少なくとも 1 日 1 時間は使うので,1 時間未満でバッテリーが切れるのはさすがに話にならない。
たとえニッカド電池だとしてもここまで急速に劣化しないハズで,このまま使い続けるのは怖い気もする。
そんなこんなで再び買替え候補を検討し始めたのだけれど,LINK ZABADY に関しては半年前に調査したとき と状況は変わらず,最新機種の無線 LAN が 5GHz 帯に対応してないのでダメ。
以前の機種が 5GHz 帯に対応してただけに,時代の流れに逆行してる謎仕様。
であれば,今年 4 月末に発売された VIERA にチャレンジしてみよっかなーと,「Panasonic ポータブル地上デジタルテレビ 防水タイプ ピュアホワイト SV-ME7000-W 」を購入。
おとといポチッてきのう届いた。
実売価格は 30,000 円でお釣りがくるので,ショボいハードウェアなのかと思いきや,かなりイイ質感。
これまでに使ってきた防水ワイヤレスモニター「KVD-TB210W 」や「LINK ZABADY VW-J707 」,防水コードレスビジョン「XFER XF-800 」などの半分以下の厚さに,このデザイン。
きっと,パーツやバッテリーが汎用品じゃないんだろうな。
水場で使う電子機器に求められる要望もほぼクリアされてる。
ベースとなる技術力の違いを見せつけられた感じである。
肝心の受信性能に関しては,いくらフルセグ & ワンセグの 4 アンテナ 4 チューナーダイバーシティ方式を採用しててこの手の商品の中で評判がいいとはいえ,窓のない浴室で地デジ放送を直接受信できるハズもなく,ウチではお部屋ジャンプリンク (DLNA クライアント) を使って Wi-Fi 経由で DIGA から受信したテレビ放送を観る使い方がメインとなる。
Wi-Fi は 802.11n の 5GHz 帯に対応してるので感度良好。
画質はとても良い。
お部屋ジャンプリンクはウチの DIGA とうり二つで,画面も操作方法も反応速度も完全に一致するレベルだった。
公式情報はないけれど,おそらく「UniPhier (ユニフィエ) 」を活用して,ソフトウェアを流用してるものと思われる。
設定画面がつぎはぎだらけで統一感がないあたりがそれを物語ってるし,これで開発コストを削減してるに違いない。
使用パーツ数削減による薄さの実現にも一役買ってるかと。
お部屋ジャンプリンクでテレビ放送を観る場合の欠点は,とにかく操作に手間が掛かること。
電源を入れて,リンクボタンを押して,DLNA 機器を選んで,テレビ放送の視聴を選んで,観たいチャンネルを上下ボタンで選ぶと (数字のチャンネルボタンは使えない),ようやく目的の放送が観られる。
ここで必ず操作ガイドが表示されるので,戻るボタンを押して消すという操作も必要。
しかもここまで,電源投入以外のすべての操作にリモコンが必須である。
ちーとばかしめんどくさい。
まーでもバッテリーがいきなり劣化する心配はなさそうだし,ソフトウェアのオンラインアップデート機能も搭載してるから,何年間か使えるんじゃないかなー。
その前に DIGA が壊れるかもだけれど。
¶ おまけ
きょう試しに浴室で使ってみたあと,洗面台に置いてみたら,Panasonic 製品が勢揃いしててワラタ。
防水テレビの後ろにあるのは鏡ね。
揺れは大きくなかったけど、ちょっと長かった気がする。