逃げたマウスー!
職場で行方不明になってた私物のワイヤレスマウス「ロジクール VX Nano」が、なんか急に発掘された。 「長年置きっぱなしになってる段ボール箱を取りに来るか処分依頼するかしてください」と呼ばれて「なんぞ?」と見に行ったところ、行方不明になってた荷物もろもろが入ってる段ボール箱が鎮座しており、その中に「ロジクール VX Nano」もあった。
このマウスは ⸻
- 2007 年 9 月、職場用に購入
- 2009 年 7 月、自宅へ持ち帰ってきて継続使用
- 2010 年 4 月には自宅で MX Air を使ってた形跡があるため、VX Nano はその前後付近でまた職場へ持って行った可能性が高い
- 2014 年 7 月末に勤務地が変わった際は新勤務地も自社ビルだったので、そこでは段ボール箱に詰めることなく普通に持って行ったはず
- 段ボール箱に入ってたお客さんの名刺から察するに、この荷物はおそらく 2015 年 11 月からの客先常駐の直前あたりで詰めたんじゃないかと思う
- 2017 年 9 月には職場でマイクロソフトのマウスを使ってた記録があるので、遅くともこのタイミングでは VX Nano は手元になかったっぽい
- そして今週 (2024 年 10 月)、回収した段ボール箱の中に VX Nano の姿あり!
⸻ という経歴の持ち主で、わたしが処分せずに持ってるマウスの中ではたしか最も古い。
きっと 9 年近く放置してたと思われるにもかかわらず液漏れしてなかった乾電池に驚きつつ、新品の乾電池に入れ替えて、今の職場の PC で久々に使ってみた。
- 両サイドのラバー素材は加水分解を起こしてベタベタしかけてたが、アルコール除菌シートで拭いたらひとまず気にならなくなった
- 2007 年当時珍しかった INVISIBLE OPTIC (不可視光学式) のトラッキングセンサーは、今となってはたいした性能じゃないのかもしれないが、今でもカーソルコントロール精度は問題なし
- 左クリック・中クリック・右クリック、いずれもチャタリング等なくて良好
- ホイールもまったく問題なくて良好
2007 年のマウス、今でもまだまだ現役でやっていける気がする。 いま自宅で使ってる MX Anywhere 3 の自動的にフリースピンに切り替わる機能付きのホイールに慣れてると、フリースピン手動切替えのホイールは少し不便な気がしなくもないが、ボタンやホイールにいまだにガタがきてないのは結構すごいな。
ただ、ワイヤレス通信に関してはちょっとした遮蔽物にすぐ負けてしまうようで、ここだけは世代差を感じるかも。 マウスのレシーバーとマウス本体の間でノート PC を開くと、マウスカーソルの動きがぎこちなくなったりする。
せっかく手元に戻ってきたことだし、壊れるまで使い倒そうかな、VX Nano。