THEATER MILANO-Za で上演された舞台『LIVE STAGE「ぼっち・ざ・ろっく!」2024 PARTⅡ 秀華祭』の初日公演のライブ配信を ZAIKO で観劇した。
ライブ配信は ZAIKO (ローチケ LIVE STREAMING) 以外にイープラスの Streaming+ でもやっていて、なんとなく ZAIKO をチョイス。
今回の舞台でライブ配信があるのは以下の公演。
9/07 (土) PARTⅠ STARRY 初日昼公演
- 9/14 (土) PARTⅡ 秀華祭 初日公演 (夜)
- 9/23 (月) PARTⅠ STARRY 千秋楽昼公演
- 9/23 (月) PARTⅡ 秀華祭 千秋楽夜公演
このうち 1 番目については先日書いたとおり公演が中止になったためライブ配信も中止された。
PARTⅠ は 2023 年の舞台の再演で、
Blu-ray
を観たから内容を知ってるとはいえ、PARTⅡ だけ観れるきょうではなく PARTⅠ と PARTⅡ を同じ日に続けて観れる千秋楽まで待とうかと思ってた。
ところが、なんときょう昼公演に相当する時間に、YouTube で 2023 年の舞台の大千秋楽公演の
無料公開
が! これを観ちゃったので続編のライブ配信まであと 1 週間も待てるわけがなく、もはや自動的にきょうの夜公演を観る流れに。きょうは夜公演しかないから、これが PARTⅡ の初回ということになる。
さて、そんな 2.5 次元舞台。
さすがにきょうの時点ではネタバレを避けるべく詳しくは書かないが、舞台セットの使い方とかアナログな演出の活かし方とか、相変わらず感心するシーンが多々。
演出担当が、以前わたしが現地に観劇しに行った舞台「リコリス・リコイル」Life won't wait.
と同じ山崎彬なんだよね。
それに今回は観客席を通ったり、観客いじりをしたりする回数が多くて、現地組は座席が前方じゃなくても運が良ければ演者を間近で観れたんじゃないかと思う。
さすがに 1 階席限定だけれども。
アドリブっぽい個所がいくつかあったから、公演ごとに変わるんだとしたら
Blu-ray/DVD
にアドリブ集として収録されるはず。
演奏シーンでは、文化祭の楽器ハプニングも再現! そして本編後にミニライブをやることは事前に公表されてたが、2023 年版と違ってスタンディング OK。
しかも予想してなかったあんな曲やらこんな曲やら披露されて、嬉しさしかない。
演奏中の音の調整は Blu-ray/DVD に期待かな。
きょうの音は楽器ごとのマイクじゃなくてまとめて集音してるような、ライブ会場で生で聴いてるような音で、これはこれで臨場感あって楽しめた。
歌詞が一部飛んだのは初日あるあるってことでご愛敬。
2023 年版でも初日は歌詞が一部飛んだようだし w
メインの 4 人は相変わらず結束バンドそのもので、1 年前よりさらに仲良くなって結束感が増した感じで、とてもよかった。
- 守乃まも (Lead guitar 後藤ひとり役)
この子は演技中だけでなく素の言動もマジで後藤ひとり本人。
幼少期からギターをやってるとか普段基本的に引きこもりとか原作のキャラ設定と共通点が多く、なんなら原作を超えてるまである。
2023 年版が初舞台出演というから驚き。
本編の 9 割以上のシーンで出番があるうえ、座長なのでカーテンコールで主に喋るのも守乃まもだが、カーテンコールがまるでトークライブを観てるような笑いの絶えない時間で、
2023 年版の Blu-ray
の特典 DVD には 72 分間にも及ぶカーテンコール集が収録されてる w
- 大竹美希 (Drums 伊地知虹夏役)
本業ドラマー。
演技中は喋り方や表情が完全に虹夏ちゃんなのに、演奏中はドラムがうますぎてエグい。
演奏中のニコニコ笑顔が最高。
長女がギターボーカリスト、次女がベーシストという家で育った三女で、6 歳からドラムを始め、中学 1 年生からバンドを始めて、今ドラム歴 16 年目というプロ。
ちらっと YouTube チャンネルを覗いてみたらジャズドラムを凄まじいテクニックで叩きまくる動画が出てきて、もう一瞬でファンになったよね。
- 小山内花凜 (Bass 山田リョウ役)
普段はモデル活動などがメインの子で、とにかくスタイルがよく、脚が長い。
Wikipedia の記載によると身長 166cm、股下 78cm。
3 年間ガールズバンドで活動してた時期があり、ベースはもともと経験あり。
演技中も演奏中も立ち振る舞いがリョウそのもので素晴らしいが、普段は 4 人の中ではお姉さんポジションで、笑いのツボが浅いゲラだったり、結構なアニメオタクだったりする。
2023 年版が初舞台出演。
- 大森未来衣 (Guitar & Vocal 喜多郁代役)
本業ミュージカル女優。
ほんとにのびのびと気持ちいい発声をする。
演奏に関しては、趣味で続けてたアコースティックギターの経験を活かして 2023 年版のオーディションに向けてエレキギターを練習した程度だったらしいが、その後 2 ヶ月くらいで本番を迎えた際には見違えるような腕前になってて、この子の成長速度はたぶんリアル喜多ちゃん。
小動物的なかわいさがあり、先日の上演直前♪生配信特番で視聴者へのメッセージをうまく伝えられなくて顔真っ赤になるところ
(1:02:45〜) とか何度でも観れる w
2023 年版は聞いたところによるとゲネプロと初日公演が別物で、初日公演と千秋楽公演もまったく別物というくらい進化してたらしいので、今年の PARTⅡ も千秋楽公演を観てきょうとの違いを楽しみたい。