休日出勤がない平和な週末。
いま家でメインで使ってるノート PC であるところの
ASUS VivoBook S15 M533IA
で、スリープ中 (モダン スタンバイ中) のイベント ログに「7025 - Dump after return from D3 before cmd」と「7026 - Dump after return from D3 after cmd」のセットが 1 分おきに記録されるのが気になってたので、デバイス ドライバーをアップデートしてみることにした。
ログのソースは「Netwtw10」と書いてあって、どうやらこれはインテル® ワイヤレス・アダプター用 Windows® 10 Wi-Fi ドライバーの出力らしい。
このドライバー自体は、今月に入ってから ASUS のノート PC に付属のユーティリティ ソフトからの推奨アップデート通知に従ってバージョン 22.30.0 に上げたが、その数日後にこのドライバーを原因とする BSoD で Windows 10 がクラッシュしたこともあり、あまりいい印象はない。
イマドキ BSoD って。
しかも家の Wi-Fi ルーターは ASUS 製なのに、ASUS のノート PC に入れた ASUS 推奨バージョンの WiFi ドライバーがそのルーターとの通信中にクラッシュするとは。
インテルのドライバーは単体でもダウンロード可能だが、今後のアップデートも考えインテル® ドライバー & サポート・アシスタントを使うことにした。
Wi-Fi ドライバーと Bluetooth ドライバーいずれもバージョン 22.40.0 と、あとはインテル® SSD 用クライアント NVMe* Microsoft Windows® ドライバーのバージョン 5.1.0.1003 が候補に出てきたので、3 つとも最新化。
PC を再起動し、ここまでは順調。
で、だ。
モダン スタンバイ中のログが改善されたかどうか確認すべく PC をスリープさせ、数分後に PC をスリープから復帰させてみると、スリープ直前に起動しておいたアプリがひとつも生きてない。
何度か試しても、スリープ復帰ではなく強制再起動後の画面になってしまう。
いやいやまさか、と思いながらノート PC のカバーを閉じずにスリープ、そしてすぐ復帰させてみると、……あっ、こいつ目の前で再起動しやがった!
BSoD 画面は見えず、クラッシュ ダンプ ファイルが残ってる様子もない。
イベント ログには「ダンプ作成中のエラーのため、ダンプ ファイルの作成が失敗しました。」の文字。
ダンプ ファイルがないから詳細は追えないが、ストレージに書き込めないということは、最新化した NVMe ドライバーが犯人だろう。
デバイス マネージャーで記憶域コントローラー配下にぶら下がってる SSD 名入りの NVMe ドライバーをロールバックしてみたところ、「標準 NVM Express コントローラー」というマイクロソフト製の標準ドライバーに戻り、正常にスリープ復帰できるようになった。
こんな致命的なバージョンを公開したまま放置しないでくれよ。
インテルもっとしっかり!
そして肝心の Netwtw10 のログについては、何も解決してなかった。
動作に支障はないものの、スリープ中にイベント ログが埋め尽くされるし、もしかすると SSD にも 1 分おきに書き込み続けてるかもしれないわけで、できれば止めたいんだけどな。