幕張メッセ イベントホールで開催された、映画『ずっと前から好きでした。 〜告白実行委員会〜』 公開初日イベントの 1 回目 (昼公演) と 2 回目 (夜公演) の両方に参加してきた。
1 回目の模様は、全国の映画館でライブ・ビューイングで流れていて、なかなか大がかりなイベント。
開演直後に、まず映画本編が上映された。
シネコンとかでうんざりするほど流れる予告映像のたぐいは一切なく、唯一流れたのが NO MORE 映画泥棒のムービー。
そこで笑いが漏れるのは、1 回目も 2 回目も同じだった。
幕張メッセ イベントホールのステージにドドーンと設置された超大型スクリーンで 5,000 人で映画を一本まるまる鑑賞するという、ありそうでなかった体験ができた。
映画館と違って椅子が堅いので、今回の 1 時間くらいの上映が限界かも。
ちなみに本編は、とにかくキュンキュンするこっ恥ずかしい恋愛脳の高校生たちが繰り広げる甘酸っぱい青春ストーリーで、学校では恋バナ以外しないのか? ってカンジだが、まあでも
HoneyWorks
がそういう楽曲をたくさん作るからしょうがないな w
上映後に、舞台挨拶。
戸松 遥、梶 裕貴、豊崎愛生、代永 翼、麻倉もも、花江夏樹、雨宮 天が登壇し、吉田尚記アナ司会のもと、各人の天然っぷりが発揮されて楽しいミニトークショーになった。
1 回目は、ライブ・ビューイングを意識して、カメラの向こうに呼びかけるシーンがたびたび見られた。
2 回目は、演じた役と自分が似てる部分があるかというテーマでひとりずつ話し、笑いの絶えないトークに。
続いて、朗読劇。
登壇者は変わらず、かなり盛りだくさんの豪華な脚本で、長時間たっぷりと。
文化祭がテーマになってて、体育館では HoneyWorks (通称ハニワ) のライブがあるっていう設定。
学校の体育館なのにアリーナ席やスタンド席があってファンが 5,000 人くらい集まってる的な会話は、会場を意識してあらかじめ脚本に書いてあったのかな。
そのほかのちょこちょこした小ネタは、観客の反応を伺いながらアドリブで詰め込んでる感じだった。
2 回目の朗読劇では、途中で花江夏樹が台本を落とすというガチのミスをやらかしてしまい、しかも落とした直後にまだセリフがあったので、周りの声優が間を持たすためにアドリブ連発。
その瞬間から“台本落とし”が一時的なブームとなり、ほかの声優陣もチャンスを見つけてはアドリブでわざと台本を落として、大爆笑の朗読劇になったのであった。
台本は本来、声優にとって非常に大切なもので、すくなくとも人前で台本を落とすなんてことはまずあり得ないはずだが、きょうはそんな台本が小道具のひとつに成り下がるという、ものすごくレアな瞬間に立ち会うことができたといえよう。
2 回目はライブ・ビューイングされてないし、たぶん収録もされてないので、あの場にいた 5,000 人だけが目撃者。
そのあとにライブ。
テーマ曲を歌って終わりかなーくらいのつもりで構えてたら、なんと 9 アーティスト (HoneyWorks、CHiCO with HoneyWorks、スフィア、sana、YURiCa/花たん、戸松 遥、豊崎愛生、麻倉もも、雨宮 天) が出演して計 12 曲を披露。
HoneyWorks のメンバーによる生バンド演奏のもと、なかなか聞き応えのあるライブだった。
こんなにたっぷり歌ってくれるとは。
1 回目も 2 回目も、映画込みで 3 時間ちょいのイベントだった。
映画 60 分、舞台挨拶 40 分、朗読劇 20 分、ライブ 60 分くらいの配分かな? 座席は、2 回とも 2 階スタンド席。
アリーナ席が当たらなかったのは残念だけれど、3 階席や 4 階席に比べたら全然マシだし、1 回目も 2 回目もわりとステージに近く、結構観やすい位置で良かった。
夏には劇場版第 2 弾となる『好きになるその瞬間を。 〜告白実行委員会〜』が公開されるとのことで、楽しみ。